浙江省温州市で17日、23歳の男性が勤務中、同僚の男性の肛門にエアポンプを挿し込み、スイッチを入れたところ、同僚の男性の腸が破裂する事故が発生した。被害者の男性はすぐに病院に運ばれ、手術を受けたため一命は取り留めた。温州晩報が伝えた。

 報道によれば、17日午後9時ごろ、温州市内の病院に腹部が膨れ上がり、顔色の悪い男性が運び込まれた。男性は工場で働いていた53歳の作業員だということは分かったが、病院に運び込まれた時点では、なぜ男性の腸が破裂したのか、理解できなかったという。

 53歳の被害者男性は、23歳の加害者男性の同僚で、2人は冗談を言い合うなど、関係は良好だったようだ。事故発生当時、交代制の勤務を終えた2人は作業で使用した道具を片付けており、加害者男性はエアポンプを、被害者男性は腰をかがめて地面にあった道具を片付けていた。被害者男性の姿勢を見た加害者男性は、ふと悪戯(いたずら)を思いつき、被害者男性の肛門にエアポンプを差し込み、スイッチを入れたという。

 被害者男性は叫び声を上げて飛び上がった。男性は腹部の張りを感じ、トイレに駆け込んだものの、腹部はみるみる膨れ上がり、さらに痛みも感じ始めたため、怖くなって家族に相談した。

 家族はすぐに男性を病院に連れて行き、その晩にはさらに大きな病院へと転院した。病院での検査の結果、エアポンプの空気が体内に流入したことで直腸が破裂したほか、小腸からも出血が見られたため、すぐに手術が行われた。加害者男性は思いつきの悪戯で同僚の腸を破裂させたことに対し、とても後悔していると語った。 (編集担当:畠山栄)



■最新記事
尻からタウナギ入れられた男性、直腸食い破られ重体に―中国
肛門からウナギが侵入! そのまま会社に出勤するも激痛で緊急手術―広東
椅子が爆発、座っていた女性が重傷―中国・アモイ、過去に死亡例も
出産で肛門縫われた女性「謝礼少なく報復受けた」疑い=中国
「出産女性の肛門に縫った痕跡」、助産師証言と対立…法医学鑑定書